中国って案外大したもんだと考えていること②(2026年10月5日 月曜日)

庶民派投資家の挑戦
シニアの株式投資 OtokichiFIRE
オトキチファイアー
2026年10月5日(月)
中国って案外大したもんだと考えていること②
前営業日 10/2(金)の取引概況
10/1(木)の日経225ETFは力強い上昇をみせてくれました。
10/2(金)は10/1の反動でGAPを開けて始まり終日下落基調でした。

10/1(木)の引け間際に信用売りした玉を寄付きで手仕舞いしました。
①1330 上場インデックスファンド225(信用返済買い)
予想が的中した取引になり、金額以上に嬉しい結果となりました。

前場の時間帯では銀行株にまずまずの勢いが見受けられたので
下記を手仕舞い売りいたしました
②8392 大分銀行(全部手仕舞い売り)
③8393 宮崎銀行(一部手仕舞い売り)
皮肉だったのが、③の宮崎銀行は未だ上昇するかもしれないと
最低単元(100株)を残したのですが後場にかけて大きく値下がりしました。

前場の高値から押してきたところで、売り切った分の1/3を買戻ししました。
④8392 大分銀行(買戻し)

TOPIXも押し目とみて後場にかけて時間を分けて打診買いです。
⑤1308 上場インデックスファンドTOPIX
5MA(五日移動平均線)の真上あたりの値位置なので買い場と判断しました。

銀行株が思惑とは真逆の値動きになっております。
卵を一つのカゴに盛ってしまっているので静観する構えです。

10/2(金)夜の海外の日経先物相場も良い感じで上昇しておりました。

10/5(月)以降の反転相場に期待です。
挿絵
いつもYouTube動画をアホみたいに視聴させていただいております。
そのため、そこからくる影響は計り知れないよね、ということを
強く感じるようになってきました。
個人的にも多くの人にとっても、その動画の影響は大きいわけです。

それらYouTube動画をザッピングしていると自然と目に入ってきます。
特に中国に関わるYouTube動画で目にするのは
・中国の若者が大学を卒業しても仕事にありつけない。
・中国の不動産業界が崩壊しており、中国経済は復活する目途すら立たない。
・中国製EVは販売台数が伸びても利益を出せていないのでオワコンだ。
などと、『中国経済はヤバくて、おしまいだ』という論調の動画です。

前回の株ブログでは
「原油の調達について、用意周到でしたたかな中国」
についてAIさんのレポートをまとめました。

今回は【半導体】に関わる気になるニュースを見かけたので、前回同様に
AIさんに解説をお願いしたのでした。
☆テーマ②:中国はNVIDIAの半導体を止められても、自前のGPUがあるから困らないって本当ですか?
最近のYouTubeで気になる動画を観ました。
ア)中国はNVIDIAのGPUの輸出を止められても困らない
イ)中国は自前のファーウェイ製GPUと自前のDeepSeek製AIで独自に
 AIデータセンターを構築できるので米国の圧力は効果が薄い
といった内容でまとめられておりました。

「なるほどね、で実際のところ現実の話はどうなっているの?」

と気になってしまい、関連する情報をAIさんにお調べいただきました。
AIさんレポート
(1)規制の流れ(ざっくり年表)
・2022年8月〜(バイデン政権):米政府が中国の半導体・スーパーコンピューター産業を標的とした
 輸出規制とライセンス要件を発表。これでA100/H100といった最先端GPUが中国に出せなくなりました。
・その後:NVIDIAは性能を落とした中国向け専用品(H20など)を作って対応しましたが、
 2025年4月にはそのH20も輸出にライセンスが必要になります。
 NVIDIAはH20の在庫関連で45億ドルの損失を計上しました。
・2026年1月(トランプ政権で方針転換):H200とAMDのMI325Xについて、
 原則不許可から個別審査(ケース・バイ・ケース)へ切り替え。
 ただし条件付きで、中国向けは米国内販売の50%未満に制限、さらに米国内の検査機関での
 性能確認と25%の関税という形で実質的な「上納金」が課されています。
・2026年5月末:逆に締め付けも。
 所在地に関係なく中国に本社がある企業向けには輸出許可が必要となり、
 対象にはNVIDIAの最新世代Blackwell・Rubinも明記されました。
(2)背景と米国の狙い
・安全保障:AIは軍事・監視・兵器開発に直結するため、最先端の計算能力を中国軍に渡したくない、
 というのが出発点です。H200の許可でも軍事用途の申請は認めないとされています。
・技術覇権の時間稼ぎ:最新GPUを止めて、米国のリードを数年分キープする狙いです。
・外交カードとしての利用:ベッセント財務長官はNVIDIAの輸出規制が米中貿易交渉の「交渉材料」に
 なってきたと認めています。トランプ政権は「古い世代は売って稼ぎ、中国をNVIDIA依存に留める」路線に寄せた、
 と見るのが分かりやすいです。
結論から申し上げますと、「同等」ではありません。
1枚あたりの性能はまだ2〜3年遅れ。ただし“数と安さ”で補う戦略です。
(1)1枚あたりの性能比較
前提として、NVIDIAの世代は
「Hopper(H100/H200、2022〜23年)→ Blackwell(2024〜25年)→ Rubin(2026年〜)」
と進んでいます。
・現行中国製の主力 Ascend 910C:FP16で約800TFLOPS、NVIDIAのH100の約8割の性能。
 つまり数年前のNVIDIA品の8割です。
・最新中国製Ascend 950PR(2026年3月発表):中国向け制限品H20比で2.87倍とファーウェイは宣伝していますが、
 比較相手が「わざと性能を落としたNVIDIA H20」である点がミソです。
・アナリスト評価では、中国製Ascend 950は1枚あたりでようやくNVIDIA Hopper世代と同等。
 それでもFP8・FP16の生の計算力ではNVIDIA H200の方がまだ上で、ファーウェイ自身も
 旗艦NVIDIA H200には及ばないと認めています。
 最新のNVIDIA Blackwell・Rubinとは比較にすらならない、というのが実態です。
(2)コスト比較
・ファーウェイの主張では、Ascend 950PRはNVIDIA H20の約4分の1の価格。
 価格の安さは確かに強みです。
・ただし消費電力は600Wで、NVIDIA H20の約1.5倍。
 性能あたりの電気代では不利になります。
(3)ファーウェイの勝ち筋:「数で勝負」
・1チップではNVIDIAに劣るが、相互接続(チップ同士をつなぐ技術)への投資で
 システム全体として大きな負荷をこなせる、という戦略です。
・最大8,192枚を1システムにまとめるAtlas 950 SuperPodを2026年第4四半期に投入予定。
・実際に需要もあり、TikTokの親会社バイトダンスは2026年にAscendへ56億ドル超を
 投じる計画と報じられています。
・莫大な電力の確保(石炭火力発電所などで)
・NVIDIA製GPUを凌駕する中国産GPU製造の実現
・中国DeepSeekによるAIの独自開発
(1)莫大な電力の確保 → 中国が明確に優位 ◎
・中国のデータセンターの電気代は1kWhあたり約3セントで、
 米国の7〜9セントに比べて大幅に安い状況です。
・石炭が中国の電力の土台で、データセンターに24時間安定供給しつつ、
 過去5年で風力・太陽光も世界の他地域の合計より多く増設しています。(石炭+再エネの両輪ですね)
・今後5年で中国は米国の6倍以上の発電容量を追加するとの予測。
 一方、米国のデータセンターは3年以内に44GWの電力不足に陥る見通しです。
・イーロン・マスク氏も、中国は誰よりも電力を持ち、
 AI計算力で世界を大きく上回るだろうと予測しています。
・ただし現時点では、データセンター数は米国5,427に対し中国449と、まだ大差があります。
(2)NVIDIAを凌駕する国産GPU → ここが最大の弱点 △
・最先端チップの製造には、オランダASML社のEUV露光装置が必須ですが、
 中国は輸出規制で入手できません。
・そこでSMICは旧型のDUV装置で何度も重ね露光する力技で5ナノ級を量産していると
 主張していますが、価格はTSMCより40〜50%高いと報じられています。
・国産EUV装置の噂も出ていますが、専門誌は中国の装置産業の実力から見て
 実現は非常に疑わしいと評しています。
・つまり「凌駕」は当面難しく、「劣るチップを安い電力で大量に回す」のが中国の現実的な戦い方です。
 (1)が(2)の弱点を補う構図ですね。
(3)DeepSeekの独自AI → かなり実力あり ○
・2026年4月に出た最新のV4は、DeepSeekによれば知識系の評価でオープンソースモデルの中で首位、
 上回るのはGoogleのGemini-Pro-3.1だけとのこと(※自社発表なので割り引いて見る必要あり)。
・重要なのは、V4がファーウェイ製チップで動くよう調整され、
 学習の一部にもファーウェイ製チップが使われた点です。
・NVIDIAのフアンCEOは、DeepSeekがファーウェイ向けに最初に出る日は「米国にとって最悪の結果」
 と語っていましたが、ほぼそれが現実になりました。
・ただし、ファーウェイの950PRスーパーノードが本格出荷される下半期までは処理能力に
 課題があるとDeepSeek自身が認めています。
 また、学習のどこまでがファーウェイ製でどこからNVIDIA製かは不明です。
<<AIさんの総合判定>>
①「中国単独のAI覇権」→ 当面は可能性は低い。
 チップでは2〜3年、AIモデルでは1〜2年ほど、米国がまだ先を走っています。

②ただし「米中二極化」はほぼ確実。
 米国=最高性能・高価格、中国=そこそこ性能・激安・オープンソース、という棲み分けで、
 新興国(グローバルサウス)では中国勢が広まる可能性が高いです。

③ゲームのルールが変わるかが鍵。
 AIの競争が「チップ性能勝負」から「電力勝負」に移るほど、中国が有利になります。
<<AIさんのまとめ>>
・「NVIDIAのGPUを止められても困らない」→ 困ってはいるが、致命傷にはなっていない。
 1枚あたりの性能差を「数」と「安い電力」で補っているのが実情です

・「独自にAIデータセンターを構築できる」→ 本当。すでに実現しつつあります。

・「米国の圧力は効果が薄い」→ 半分正解。
 中国の自立は防げなかった(むしろ加速させた)が、性能差を2〜3年分に留める「時間稼ぎ」
 としてはまだ効いている、が妥当な評価です。
<<音吉の所見>>
10月2日の日記で調べた中国の原油調達の対応しかり、今回の米国とのAI覇権争いしかり
少し深掘りするだけで、中国の底力を垣間見ることができました。
表面に出てきている負の情報や批判動画に惑わされずに、核心的な情報は
常にウォッチする必要性を強く感じております。

今回AIさんに調べていただいて、つくづく中国は恐ろしい国だと感じたのですよ。
AI覇権でバチバチにアメリカと殴り合いをしているわけですから。

悪口や批判は簡単に言えるけど、これだけ相手が手ごわいと、的確に対峙して
いかなければ日本の未来が立ち行かなくなるわけですね。

今までYouTubeでさんざん中国の残念動画を観てきました。
今後は少し見る目が変わる気がしております。

これほどの大国で長期戦略をもった国ならば、日本の中に下記の人々が
大勢存在することがすんなりと理解できてしまいます。
【中国にとって都合の良い言論を展開する左巻きの国会議員や評論家】
【中国製EVを手放しで絶賛する日本の自動車評論家たち】
かの国にとっては至極簡単な事柄なのでしょうね。
前日の売買収支
プラス25,700円
保有株式の評価額
マイナス181,500円
当月収支
マイナス17,600円
前日の売買収支
IN日付OUT日付CODE銘柄名株数区分取得単価取得金額評価単価評価金額評価損益コメント
10/110/28392大分銀行 600現物3,2511,950,600 3,2701,962,000+11,400全部手仕舞い売り
9/3010/28393宮崎銀行 400現物2,9711,188,400 2,9811,192,400+4,000一部手仕舞い売り
10/110/21330上場インデックスファンド225 20信売71,8651,437,300 71,3501,427,000+10,300信用返済買い
10/2―1308上場インデックスファンドTOPIX 200現物4,254850,800 ―――打診買い
10/2―8392大分銀行 200現物3,285657,000 ―――買戻し
前日の売買収支 25,700
保有株式の評価額
IN日付OUT日付CODE銘柄名株数区分取得単価取得金額評価単価評価金額評価損益コメント
9/3―8316三井住友フィナンシャルグループ 400現物3,5461,418,400 3,3211,328,400-90,000上昇待ち
9/7―8306三菱UFJフィナンシャルグループ 300現物3,7311,119,300 3,5441,063,200-56,100上昇待ち
9/30―7180九州フィナンシャルグループ 700現物1,7241,206,800 1,6961,187,200-19,600買い直し
9/30―8393宮崎銀行 100現物2,971297,100 2,897289,700-7,400買い直し
10/2―8392大分銀行 200現物3,285657,000 3,250650,000-7,000買戻し
10/2―1308上場インデックスファンドTOPIX 200現物4,254850,800 4,247849,400-1,400打診買い
保有株式の評価額 -181,500

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