配当金の権利付き最終日の前後には何を注意するべきか(2026年9月29日 火曜日)

庶民派投資家の挑戦
シニアの株式投資 OtokichiFIRE
オトキチファイアー
2026年9月29日(火)
配当金の権利付き最終日の前後には何を注意するべきか
前営業日 9/28(月)の相場概況
9/25(金)~9/28(月)にかけてドル円為替が円高方向に
押し戻されているようですね。
この動きが政府・日銀の為替介入の動きなのかは不明ですが
円高に動くのであれば、日経225は下げるかも、と想定して
チャートをながめておりました。

本日9/28(月)は多くの銘柄で配当金の権利付き最終日となっております。
このため、今日の日経225ETFは
「前場で少し上げて、後場は下げる感じかなあ。」
と予想していたら、おおむねその通りのチャートになりました。
後出しジャンケンの話にしかなりませんが、
「配当金の権利付き最終日に信用売りをやりにくい。」
と考えてしまい、本日はノーポジションです。

今の保有株の配当金は有難くも貰える権利を確保しましたが
「あ~あ、9/29(火)は下げて始まるのかあ。」
と考えると、さほど嬉しくありません。
地合いにもよりますが、9/30(水)は10月に向けての資金が入りだす
ことを祈るばかりです。

10月に向けての取引銘柄を検討することにいたします。
挿絵
9/29(火)は配当金の権利落ち日です。
よって、権利付き最終日を過ぎてからの話になりますが、この機会に整理したいと考えます。
(ぶっちゃけ個人的に知識として持っていない内容でもあります。恥ずっ!(-_-;))
そこで、スイングトレーダー目線でAIさんに投げかけてみました。
<1>現物株ホルダーは権利付き最終日までに手仕舞い売りするべきですか?
結論
「理屈上はどちらでも損得ゼロに近いが、課税口座なら売却側がわずかに有利、
 あとは値動きリスクをどう見るか次第」です。
①理論上は中立です
株価は配当分下がりますが、同額の配当を受け取るので、
税引き前では損得ゼロになります。

②税金で差が出ます
株価は配当の全額分下がる一方、受け取る配当は約20.315%課税後の額(約8割)です。
そのため課税口座では、配当をもらうと実質的に約2割分目減りします。
NISA口座なら非課税なので中立のままです。

③実際の下げ幅は理論どおりになりません
権利取りの買いが最終日に集中し、落ち日にはその反動売りが出るため、
配当以上に下げる銘柄が少なくありません。

④資金効率の違いもあります
配当の入金は約2〜3か月後(中間配当なら11〜12月頃)です。
手仕舞いすれば、その資金をすぐ次のトレードに回せます。

⑤売る前に確認したい点
・株主優待の有無(優待目的なら話が別)
・長期保有の特典条件(継続保有期間が途切れないか)
・売却益にかかる税金(含み益が大きい場合は売っても課税される)
スイングトレーダーの視点での整理
・配当が目的でなく、チャート上も上値が重いと見るなら、
 最終日までに利益確定するのは合理的です。
・中長期で持ち続ける方針なら、落ち日の下げは気にせず保有でも問題ありません。
<2>権利付き最終日の大引けをまたぐ信用売りが悪手の理由をおしえてください
結論
権利付き最終日の大引けで信用売りを持っていると、次のような負担やリスクがかかります。
・配当相当額を必ず支払う
・逆日歩が跳ね上がる恐れがある
・最終日は株価が上がりやすく、売り方に不利

得をする要素がほとんどなく、損とリスクだけを抱える形になるので、避けるのが鉄則です。
なお厳密には法律上の禁止ではなく、「持つべきではない」という実務上の鉄則です。
理由①:配当落調整金を支払う
・最終日の大引けで売り建てを持っていると、売り方は配当相当額(税引前の全額)を支払います。
・「落ち日に株価が配当分下がれば、売り方はその分儲かるので相殺されるのでは?」
 と思われるかもしれません。確かに理屈上はほぼ相殺されます。
・ただし、現物+つなぎ売りの場合は損が出ます。
 (ア)現物で受け取る配当は税引後(約8割)
 (イ)売りで支払う調整金は税引前(10割)
 (ウ)差し引きで配当の約2割が確実に目減りします。
理由②:逆日歩が高騰しやすい(最大の危険)
・配当金の権利付き最終日の前後は、優待クロス(現物買い+信用売りで優待だけ取る手法)
 の売りが制度信用に殺到し、株不足が起きやすくなります。
・株不足になると売り方は逆日歩を払いますが、金額は約定した後に決まるため、
 事前にはわかりません。
・人気優待銘柄では、逆日歩が配当や優待の価値を上回る例もあります。
 (音吉:逆日歩が高額に跳ね上がったケースを聞いたことがあります。怖っ!)
・さらに、受渡日の間に土日や祝日を挟む年は日数分が加算され、負担が数倍に膨らみます。
 今年(9/30が水曜)は該当しませんが、年によって変わります。
理由③:配当金の権利付き最終日は株価が上がりやすい
・駆け込みの権利取り買いが入る日なので、売り方は含み損を抱えやすくなります。

理由④:売る理由がない
・株価の下げ(配当落ち)を取りたいのなら、落ち日以降に売れば、調整金も権利日の逆日歩も
 かからずに同じ下げを狙えます。
・わざわざ最終日の引けをまたいで持つ意味がありません。
実務上のポイント
・すでに売り建てがある場合は、権利付き最終日の大引けまでに買い戻すのが基本です。
・一般信用の売りでも配当落調整金はかかります。
・例外は、優待クロスのように「コストを計算した上で意図的に持つ」ケースだけです。
<3>配当金目当ての買い注文が入りやすい場面はどのような状況で発生しますか?
結論
配当目当ての買いが入りやすいのは、大きく分けて次の5つの場面です。
・配当金の権利付き最終日が迫ったとき
・利回りが上がったとき
・配当が増えると発表されたとき
・配当金が還流するとき
・新しい資金が入るとき
①権利付き最終日に向けた駆け込み
・特に高配当銘柄と株主優待の人気銘柄、そして配当が集中する3月末・9月末で強く出ます。
・最終日の数日前から先回りの買いが始まることもあります。

②株価下落で配当利回りが上がったとき
・業績が安定しているのに株価だけ下がると、利回りが4%前後を超えたあたりから
 利回り狙いの買いが入り、下値の支えになりやすいです。
・地合いが悪い局面では、ディフェンシブな高配当株に資金が逃げ込む動きも出ます。
・長期金利が低下する局面でも、債券と比べた配当利回りの魅力が高まり、買われやすくなります。

③増配・株主還元の強化が発表されたとき
・増配、記念配当、累進配当(減配しない方針)の導入、
 DOE(株主資本配当率)の採用などが対象です。
・決算発表の時期(5月、8月、11月、2月)に集中します。
・減配しない方針の銘柄は、長期資金が継続的に入りやすくなります。

④配当再投資の資金が流れ込むとき
・権利落ち日の先物・ETF関連の買い:
 インデックス連動の資金は、落ち日に配当再投資を見込んだ先物買いを入れます。
 今年3月末には、TOPIX型ETFの配当再投資を指摘する声が上がり、
 思惑買いを誘った例も報じられています。
・配当の支払い月:
 期末配当は6月、中間配当は11月~12月頃に入金されます。
 受け取った配当で高配当株を買い直す動きが出やすい時期です。
・3月の落ち日に高配当株へ資金流入が続き、配当落ち分を除けば実質的に上昇した年もありました。

⑤新しい資金が入る時期
・1月はNISAの年間投資枠がリセットされ、個人の高配当株買いが入りやすいタイミングです。
・年金などの機関投資家の資産配分の見直し(期初の4月など)でも、
 高配当株への資金配分が動くことがあります。
スイングトレーダーとしての活かし方
・①と④は時期が決まっているので、カレンダーで先回りできます。
・②と③は買いの支えになるので、該当する銘柄は空売りの対象から外す判断材料になります。
・逆に、これらの買いが一巡した直後(権利落ち後や決算の材料出尽くし後)は、
 売りを検討しやすい場面です。
<<音吉のひとりごと>>
AIさんに丁寧に調べていただいた後に言うのもなんですが
「あんまり細かいことを考えずに、配当金の権利付き最終日を跨いだ信用売りはすまい。」
ってことだけを今回は持ち帰ろうと心に誓いました。(笑)

あとは決算日と権利付き最終日の前後では極力、買いも売りもポジションを持たずに
「休むも相場」
で行きたいものです。

今の保有株は、高値掴みのポジションを持ち越しております。だから、
『言動不一致状態』であることは、誰よりもよく理解しております。

今回は【権利付き最終日の重たさ】を再認識することができて良い機会でした。

ただ、9/28(月)の日経225の終日チャートをながめてみてつくづく思うのですよ。

9/28(月)の権利付き最終日であっても
【前場で上げた後に下げだしたところを信用売り】
していって、
【引けにかけてさらに下げていったところを買い戻して手仕舞い】
した猛者がいらっしゃったのだろうなあ、ってね。
(高速コンピューターの自動売買の結果かもしれませんが、最終判断は人間かなあ?)

とてもじゃありませんが、権利付き最終日にマネなんてできないトレードです。
ストップロス注文を置きながら、大引け前の30分を耐えたのでしょうから。
【自分には到底できない手法には近寄らない】
でいきたいと思います。
前日の売買収支
プラスマイナス0円
保有株式の評価額
マイナス165,900円
当月収支
マイナス34,330円
前日の売買収支
IN日付OUT日付CODE銘柄名株数区分取得単価取得金額評価単価評価金額評価損益コメント
取引なし(ノーポジション)
前日の売買収支 0
保有株式の評価額
IN日付OUT日付CODE銘柄名株数区分取得単価取得金額評価単価評価金額評価損益コメント
8/17―1570日経平均レバレッジINDEX 20現物75,5351,510,700 68,4101,368,200-142,500上昇待ち
9/3―8316三井住友フィナンシャルグループ 200現物7,0921,418,400 6,9901,398,000-20,400上昇待ち(9/29配当落ち)
9/7―8306三菱UFJフィナンシャルグループ 300現物3,7311,119,300 3,7211,116,300-3,000上昇待ち(9/29配当落ち)
保有株式の評価額 -165,900

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