なぜ今の若者はパソコンを持たないのかを考察してみました(2026年5月30日)

📖 音吉コラム新シリーズ:若者のパソコン離れと情報格差について2回にわたってお伝えします。
はじめに

最近、ある出来事がずっと頭から離れません。高校生が悪い大人に騙されて、いわゆる”トクリュウ犯罪”の実行犯として逮捕された——そんなニュースです。

「なぜ、あんなひどいことが高校生にできるのか」——多くの大人がそう感じたと思います。私はそこから「情報弱者になってしまうこと」の怖さを改めて考えはじめました。

せめて若者がパソコンを使ってみることで、複数の情報ソースに触れ、騙される確率を下げられないものか。そんな思いでこのテーマを書き始めました。

まず今回は「なぜ今の若者はパソコンを持たないのか」という現状分析からスタートします。

📱 若者がパソコンを持たない・使わない 3つの理由
1
📱
スマホが万能すぎる
ネット検索、動画視聴、SNS、ショッピング、簡単な書類作成までスマホ1台で完結します。
2
🖱️
PCを必要とする場面がない
日常生活においてキーボードやマウスを使わなければならない場面がほとんどありません
3
💸
本体の価格が高い
スマホにお金をかける分、高額なパソコンを個人の趣味のために買う余裕や必要性がありません
📊 パソコン所有率の現状データ

総務省の調査では、世帯全体のPC保有率は66.4%。最盛期(2005年・87.2%)から長らく低下・横ばい傾向が続いています。

若者(10代〜20代)に絞ると、さらに特有の傾向が見えてきます:

📌 若者のPC保有をめぐる3つの実態
  • 10代の約33%が「自宅にPCはあるが自分は使っていない(触る必要がない)」と回答
  • 一人暮らしの若者はPCを持たない傾向が顕著。「テレビとパソコンは買わない」選択が主流
  • 大学生は9割以上がPC所有。ただし「持っていること」と「使いこなせること」には大きな乖離がある
⚠️ 世代間で異なる「ITスキル」のギャップ

「今の若者はデジタルネイティブだからITに強い」と思われがちですが、実際には「スマホの操作には強いが、パソコンの基本操作は苦手」という歪みが生じています。

項目 スマホ世代(今の若者)の傾向 従来のパソコン世代の想定
⌨️ 文字入力 フリック入力・音声入力が超高速 キーボードのタイピング(ブラインドタッチ)
📁 ファイル管理 アプリが自動保存するため意識しない フォルダを自作し、階層構造で管理する
🖱️ 基本操作 タップ、スワイプ、長押し 右クリック、ダブルクリック、ショートカットキー
⚠️ 結果的に… 「ファイルの保存先がわからない」「WordやExcelの使い方がわからない」といったトラブルが多発
✅ まとめ:パソコンと若者
📌 現在の若者のパソコン事情(3行まとめ)
  • パソコンを嫌っているわけではない。単に「触る機会がなかった」だけ
  • 大学の講義や会社の研修で必要になれば、基礎的な飲み込みは早い
  • ただし「環境さえあれば」という前提が大事——触る機会を自ら作ることが鍵
🗒️ 音吉の所見 〜 40年前、秋葉原のパソコンショップにて 〜

大昔の話で恐縮ですが、40年ほど前の自分自身が秋葉原でパソコンを買った動機を思い出してみました。(なんとOSはMS-DOSの時代です)

答えは単純で「パソコンでゲームをしたい。」でした。

ロールプレイングゲーム・シューティングゲーム……そんなところからスタートして、ブラウザーでのネットサーフィン、パソコンeメール、そして今は個人データ管理やYouTube閲覧がメインです。

はっきりしているのは、シニア世代の自分は、いまだに「スマホよりもパソコンの方が使い勝手が良く、欠かせない存在」だということです。

💬 とある庶民派投資家のひとりごと
音吉
本音では PC の大画面モニターを三画面にしたい。けど部屋が狭いから仕方なく一画面仕様のパソコンで株式チャートを見ています。
音吉
プロ株式トレーダーの映像で3〜6画面くらいの大画面モニターに囲まれてトレードする姿には、1㎜くらい嫉妬しています。
音吉
やっぱり庶民派投資家には大画面パソコンが必須です!
(目がしょぼつくけど)😄

次回(5/31)は、若者とパソコンのさらなる関係性を掘り下げます。
「情報弱者」にならないための、パソコン活用のすすめです。

📖 第2回へ続く…

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